アスペンは、尾状花の雄花とそれより小さい丸い雌花がひとつの木に咲きます。
アスペンは、不気味な予感や漠然とした恐れ
感覚や思考では予測できない不安に有効なエッセンスです。
このタイプの方は 豊かな想像力と磨き抜かれた鋭い感受性をもっています。
ある種の第6感を使うことができ、一般の人たちよも多くのことを見通すことができ、将来起こることを予見できたり、隠れた物事の関連を見抜くことができたりする能力のある方です。
しかし、マイナスの面が強調されると感受性の豊かさは度を越して神経を過敏にし、無意識から上がってきた不吉な予感を、実際に起こった不快な出来事に関連付けて自ら納得しようとします。
そのためパニック症状や天候による体調の変化
ホルモンバランスをはじめとする自律神経失調症
心臓の衰弱による夜中の目覚めなどに悩まされやすくなります。
エネルギーに敏感なので、霊的なもの、夢、アストラル領域等からの
様々な影響を簡単に受け取ってしまい日々の体調に変化が大きくなります。
このタイプの方が感じている恐れや不安は、人生に対する信頼感
すなわち「根源的信頼感」の一部が失われていることを意味しています。
そのため、幼少期に親の愛情をしっかりと受け取っていない方にとても多くみられます。
信頼感は、この世に無力な状態で生を受け、人生をひとに委ねざるを得ない幼少期に育まれ、他者(特に両親)から愛されるという基本的な体験から生まれます。
人間であれ動物であれ、こうした体験に基づいて、両親から離れた後も
未知なる人生を信頼し、歩み続けることができるのです。
そのような経験がなければ、大人になっても愛情、保護、健やかさが何であるかを実感することが難しくなり孤立や対立する場面も増えるでしょう。
アスペンのエッセンスをとることと同時に
子供の頃の美しい思い出を蘇らせ、感情的な記憶の中に蓄積されている
「喜びの感情」を活性化させることも必要です。
人間だけでなく動物、植物、美術など自分の心を温めてくれるもの
を見つけて「小さな安心の欠片」を少しずつ拾い集めましょう。
繊細なことは素晴らしいのですが、ちょっとした勇気も必要になるかもしれません。宇宙的な愛の力が背後にあることを信頼できた時、人は恐れを手放すことができるのです。