月経とは「 月 」という言葉がつくように月のものです。
28日という周期があり、月経が始まったら3日で終わる。
合計31日。それは万国共通の自然の摂理。
生理痛の辛さは、男性には本当の意味での辛さの理解ができていないかもしれません・・・
しかし、当院での施術を受けるにつれて「今までがウソのように生理痛が軽くなった。周期が整ってきた。」とおっしゃってくださる方をたくさん診させていただきました。
これを読んでいるあなたは、生理前後のお腹の痛みや腰の痛み、頭痛や体調不良で困っている方
かもしれません。また、妊娠を意識した時になかなか妊娠せず生理痛や生理不順を改善したいと
思っている方かもしれません。
生理痛や生理不順は薬にたよらなくても、体がデトックスされれば楽になってちゃんと整います。
月経の少し前から月経前半にかけて、子宮内膜の中ではプロスタグランジンという物質が出てきます。
これが子宮の収縮を促し、はがれ落ちた子宮内膜を対外に押し出す役目をします。
このとき、子宮の収縮が強くなると、生理痛の症状として、下腹部が痛くなったり
腰が重だるくなったりします。
体は厚くなった子宮内膜を不必要と感知し、血液と一緒に対外へ排出します。
この排出作業がいわゆる「生理」です。
排出する時に子宮内膜がはがれていくので、炎症を起こし生理痛が起こります。
生理時にはホルモンバランスの乱れにより、自律神経系にも大きな影響が出ます。
頭痛や貧血、精神面も含め自律神経の乱れがもともとある方は、毎月生理の時には
日常生活が困難になってしまう方も中にはいらっしゃいます。
ストレスなどにより交感神経優位の状態が長く続くと、下腹部の血流が悪くなり
「 冷え 」体質へとつながります。
運動不足や長時間のデスクワークも下半身の血流不足により冷えやすくなります。
骨盤や子宮のゆがみなども生理痛につながります。
子宮や卵巣は骨盤の中で靭帯にぶらさがっているます。
骨盤や子宮にゆがみがあると、子宮内膜がうまく排出されないために生理痛が重くなります。
生理不順の原因のほとんどは「 ストレス 」です。
例えば・・・
・ 無理な食事制限やダイエット
・ 不規則な生活習慣、夜勤の仕事、睡眠不足
・ 仕事や対人関係におけるストレス、感情の抑圧、過去のトラウマ
ストレスは脳と卵巣のチームワークを乱し、生理不順へとつながります。
生理不順は脳が原因なので骨盤矯正ではなかなか改善できません。
生理不順を改善していくために当院では
ストレス除去、視床下部の調整、脳下垂体のゆがみの調整を行います。
生活習慣もなるべく整えてもらい、ストレスに対する耐性を少しずつ付けて
脳の働きが良くなってくると、生理不順は改善します。
・下垂体の機能異常
・子宮の異常(子宮内膜症など)
・卵巣の異常(多嚢胞性卵巣嚢腫など)
・甲状腺機能亢進症・低下症
・薬の副作用(特に抗精神薬)